ふるさと納税は超簡単!ワンストップ特例制度で特産品をタダ同然でゲットせよ
2015年からふるさと納税が大幅改正
今年もあと2か月を切りました。
皆さんふるさと納税はお済ですか?
今年からふるさと納税制度が改正され、以下が変更となりました。
- ワンストップ特例制度で確定申告が不要に
- 控除限度額が住民税の2割(現行1割)に拡充
今年からこの制度変更により、従来はふるさと納税をするためには確定申告が必須でしたが、サラリーマンのような確定申告を行う必要がない人は確定申告が不要になります。
その代わり確定申告に代わる申請書を寄附先自治体へそれぞれ郵送する必要がありますが、住所氏名等の記載程度で非常に手続きが簡略化されました。
また、控除限度額(=実質負担額が2000円で寄付できる金額)が住民税の2割まで拡充され、従来より多額の寄付が可能となりました。
例えばA市在住のKさんの住民税所得割額(県民税+市民税)が50万円だったとしましょう。
すると、Kさんは所得割額の2割=10万円を上限として他の自治体へ実質2000円負担で寄付が可能です。
この10万円分の寄付の謝礼として豪華な特産品を受け取ることができます。
いくらまで負担2000円でふるさと納税可能?
先ほど控除上限額は住民税の2割が上限と記載しましたが、これは住民税分の話で実際は所得税にも寄付金控除が含まれます。
そのため、住民税所得割額の2割よりやや多い額まで実質負担2000円で寄付可能となるのですが、正確に計算するのは結構面倒な計算が必要です。
下記の早見表で年収と家族構成に応じてある程度上限額は見積もれます。
ふるさと納税を行う方本人の給与収入 | ふるさと納税を行う方の家族構成 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
独身又は共働き | 夫婦又は共働き+子1人(高校生) | 共働き+子1人(大学生) | 夫婦+子1人(高校生) | 共働き+子2人(大学生と高校生) | 夫婦+子2人(大学生と高校生) | |
300万円 | 31,000 | 23,000 | 19,000 | 15,000 | 10,000 | 4,000 |
350万円 | 38,000 | 30,000 | 26,000 | 22,000 | 17,000 | 9,000 |
400万円 | 46,000 | 38,000 | 34,000 | 30,000 | 25,000 | 17,000 |
450万円 | 58,000 | 46,000 | 42,000 | 38,000 | 34,000 | 25,000 |
500万円 | 67,000 | 59,000 | 52,000 | 46,000 | 42,000 | 33,000 |
550万円 | 76,000 | 67,000 | 64,000 | 59,000 | 52,000 | 42,000 |
600万円 | 84,000 | 76,000 | 73,000 | 68,000 | 65,000 | 53,000 |
650万円 | 107,000 | 85,000 | 82,000 | 77,000 | 74,000 | 65,000 |
700万円 | 118,000 | 108,000 | 105,000 | 86,000 | 83,000 | 75,000 |
750万円 | 129,000 | 120,000 | 116,000 | 110,000 | 107,000 | 85,000 |
800万円 | 141,000 | 131,000 | 128,000 | 122,000 | 118,000 | 109,000 |
850万円 | 152,000 | 143,000 | 139,000 | 133,000 | 130,000 | 120,000 |
900万円 | 164,000 | 154,000 | 151,000 | 145,000 | 141,000 | 132,000 |
950万円 | 176,000 | 167,000 | 163,000 | 157,000 | 154,000 | 144,000 |
1,000万円 | 188,000 | 179,000 | 176,000 | 170,000 | 166,000 | 157,000 |
1,500万円 | 394,000 | 382,000 | 378,000 | 371,000 | 366,000 | 355,000 |
2,000万円 | 572,000 | 560,000 | 556,000 | 548,000 | 544,000 | 532,000 |
より正確な見積もりが必要な方は下記のページで計算して下さい。
ワンストップ特例制度とは?
ふるさと納税をして謝礼を受け取る際に、ワンストップ特例申請書が同封されてきます。
この申請により、今年支払ったふるさと納税分を来年の住民税から差し引くことで納税分の還元を受けることができます。
今年10万円の寄付をして、A市からお米60㎏、B市からカニ5匹、C市から牛肉2㎏、D市から果物をもらったとしましょう。
それぞれの自治体から特産品と一緒に下記のような申請書が送られてきますので、すぐに返送してください。
今回は4自治体に寄付していますので、4通返送する必要があります。
提出締切日は2016年1月10日です。
自治体からの到着を待っていると期限に間に合わない可能性がありますので、下記HPリンクからダウンロードし、自分で直接記載の上、各市町村納税課まで送付すると安心です。
http://www.soumu.go.jp/main_content/000351462.pdf
この申請書を出すだけで確定申告は不要となります。
超簡単ですね!
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どんな特産品がある?
ここでは筆者おススメの特産品を紹介します。
年末の駆け込み需要があって各自治体一瞬で特産品が品切れとなってしまう状態が続いています。
是非お早目の寄付を!
寄付金額3万円 米60㎏(山形県寒河江市)
お米が1万円当たり20㎏もらえる自治体はそう多くはありません。楽天市場で寄付に合わせてポイントがもらえるというのは大変魅力です。
寄付金額1万円 都城産豚4kgセット他(宮崎県都城市)
その他、宮崎牛(都城産A5ランク)モモスライス1㎏(1万円寄付)のような非常に魅力的な特産品があるのですが、受付後数分で一瞬でなくなります。
月1~2回募集しているようですので、パソコンの前で受付開始時間を狙って争奪戦を制するしかありません。
寄付金額5000円~ じゃばら特産品(和歌山県北山村)
和歌山県北山村のふるさと納税謝礼品は実際に楽天市場でも販売している地域特産品の「じゃばら」を使ったものです。
還元率が50%と非常に高く、美味しそうなスイーツがいっぱいです。
寄付金額15万円 iPad mini 4 64GB(静岡県焼津市)
日本全国探してもiPadがもらえるのはこの自治体だけです。所得が多い方は是非狙ってみてはいかがでしょう。