SIMフリーモバイルルーター最安はこれだ!各社製品比較結果&製品試用レポート
SIMフリーモバイルルーターを購入すべき理由
格安SIMカードの競争が激化しており、各社が月額980円以下でパケット定額SIMを販売していることは以前の記事でご紹介しました。このSIMを使えば月5000円以上していた携帯のパケット定額費を1000円以下に抑えることができ、年間5万円もの超節約術となるのです。ご興味がある方は下記記事をご参照ください。
格安SIM最新ランキング MVNOでスマホのパケット通信料を劇的に低減しよう
格安SIMを使って携帯のパケット通信料を月1000円以下にする裏技を一挙公開! - サラリーマン休日副業で月10万円以上目指すページ
そしてこの格安SIMを使うために相性がいいのがSIMフリーモバイルルーター!今回の記事ではモバイルルーターについて比較検討します。
モバイルルーターを選択する理由は下記の3つです。
- SIMフリーなのに端末費が安い
- 手持ちのWifi付き端末どの端末でも同時に3G通信可能
- 海外旅行時に現地SIMに入れ替えてネット通信可能
一緒に持ち歩くのが面倒、電池の消耗が早いといったデメリットも有りますが、外出の際にいつも同じカバンにモバイルバッテリと一緒に入れておけば問題なし。月4000円の節約効果はでかいため、すぐに元手を回収できます!
モバイルルーター各社比較(3G通信のみ編)
ここではLTE通信はできないが3G通信に対応するモバイルルーターを紹介します。Amazonで1万円以下で買える製品を中心に調査しました。
メーカー | AVOX | Huawei | Huawei | ZTE |
---|---|---|---|---|
型番 | AWR-100T | E5331 | E586 | MF60 |
価格 | 7858円 | 6380円 | 7999円 | 8700円 |
FOMA+ 対応 |
◯ | ✗ | ✗ | ◯ |
技適マーク |
◯ | ✗ | ✗ | ? |
連続通信 時間 |
4時間 | 4時間 | 5時間 | 4時間 |
サイズ [mm] |
H 103.8 W 61.8 D 16.9 |
H 92.8 W 60.0 D 13.8 |
H 95.5 W 48.6 D 14.1 |
H 99.7 W 53.7 D 13.9 |
重量 | 60g | 82g | 90g | 75g |
接続可能数 | 10台 | 8台 | 5台 | 8台 |
日本国内で使われる方はDocomo回線を使用した格安SIMを利用されると思いますが、この点で注意点が一つ。DocomoのFOMA+(プラチナバンド)は800MHz帯(バンド19)を使用しているのですが、こちらに対応しているモバイルルーターは少ないです。FOMA+に対応してない機種を選択した場合、田舎やビルの谷間などで繋がりにくい等の問題があります。現状は技適マークにも対応しているAWR-100Tの1択でしょうか。
モバイルルーター各社比較(LTE対応編)
LTE対応のSIMフリーモバイルルーターについても調べてみました。
メーカー | 日本通信 | Huawei |
---|---|---|
型番 | WiFi3 | E589 |
価格 | 22634円 | 21180円 |
技適マーク |
◯ | ✗? |
連続通信 時間 |
7時間 | 6時間 |
サイズ [mm] |
H 79 W 89 D 17 |
H 113 W 62 D 13.5 |
重量 | 90g | 120g |
接続可能数 | 10台 | 10台 |
Amazonで買えるものはまだほとんどありません。日本国内で使用するのであれば、日本通信のWiFi3の一択だと思います。どうしてもLTEが使いたい人以外はもう少し普及するまで様子見が良いと思います。現状は3G通信のみのAWR-100Tが一番コストパフォーマンスが良さそうです。
合わせて購入したいモバイルバッテリー
モバイルルーターは電池寿命が短いのが欠点です。1日中外出してインターネットをずっと使いたい時などはバッテリーが持たない可能性があります。そこで合わせて購入したいのがモバイルバッテリー。cheero Power Plus2 miniなら重さ160gと軽量にもかかわらず、iPhoneが2.5回分も充電できる大容量のバッテリーです。
AVOX AWR-100T試用レポート
AWR-100TはAmazonで購入すると翌日には手元に届きました。早速手持ちの月額980円格安SIMOCNモバイルONEで接続テストしてみました。
箱は小さい。日本語記載で安心。
お客様相談室もあるので困ったときの対応も抜群。説明書も全部日本語。
裏蓋をくぼみに爪を立ててパカっと外します。写真の赤色の部分にSSIDとKeyが書いてあるのでメモを取りましょう。技適マークも付いており、日本国内での使用も安心。
標準SIM変換アダプタを利用し、microSIMサイズのOCNモバイルエントリーdSIMをセットしました。ついでにmicroSDカードもセットしました。ファイル共有機能もあるようです。
電池を装着後、ルータ本体電源をONします。手持ちのモバイル端末から先ほどメモをしたSSIDのアクセスポイントへKeyを入力して接続します。その後、ブラウザから「192.168.1.1」と手打ちでアドレスを入力しアクセスすると上記画面が出ます。パスワード欄に「admin」と入力し、ログインボタンを押します。
接続タブの「プロファイル管理」をクリックします。
OCNから送られてくるユーザ名、パスワード等を入力します。APNは「3g-d-2.ocn.ne.jp」、プロトコルは「PAP&CHAP」を選択します。
「保存」をクリックすると初期設定に設定しますか?と聞かれますのでOKを押します。
これで設定は完了です。ルータ画面にNTT DOCOMO、その下に電源ONからの通信量**MBが表示されインターネットにアクセス可能になります。説明書は日本語ですし、サポート窓口もありますので、問題なく使いはじめることができると思います。保証も1年間ということで故障しても安心ですね。現在購入してから4ヶ月経過しましたが、全く問題なく使えております。
まとめ
今回比較したモバイルルーターは100gを切っていて、持ち歩く分には全く負担になりません。大きさもクレジットカードほどの大きさ。仕事用のノートPCを出張先でインターネットに繋げたい!そんな時でもこのモバイルルーターがあればどこでも3G通信できちゃいます。海外旅行に行った際も現地SIMを購入するだけで普段使っている端末をそのままの環境でネット接続することができますし。それほど高い買い物ではないので1台持っておくと便利ですね。